1995-03-14 ArtNo.856
◆<印尼>チプトラ、シンガポール証取に社債上場計画
【ジャカルタ】インドネシア証取上場のPTチプトラ・ディベロプメント(CD)は社債発行を通じてシンガポールを含む域内資本市場から資金を調達するとともに、同社債をシンガポール証取(SES)に上場する計画だ。
チプトラ・グループ創設者の娘婿ハルン・ハジャディ取締役によれば、同社の昨年の純益は前年の39倍の1036億5000万ルピア(S$6600万)を記録したが、こうした大幅な増益はひとつには会計方式の変更に伴うものと言う。同社の売上の85%は住宅不動産開発、15%は賃貸収入とホテル収入によるものだが、賃貸/ホテル部門はいずれも営業初年度の赤字を計上したことから、昨年度純益は100%住宅不動産収入により占められた。しかし今年は後者も黒字に転換、全体で20%の増益が見込めると言う。(BT:3/13)
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