1996-11-27 ArtNo.8532
◆<星>S.パワー、S$4600万河北省火力発電計画に参加
【シンガポール】シンガポール・パワーPte Ltdは、中国河北省石家荘技術開発区と対等出資で4600万Sドルを投じ、石家荘に火力発電所を建設する。
河北省シンガポール代表部の高永深主任が25日語ったところによれば、同合弁事業では14万平米の土地に36MW(メガワット)の発電所を設け、近隣に電力とスチームを提供する。中国側は既に初期の工事に着手しており、SP社は新会社を設立し、来年から工事に参加する。
河北省シンガポール代表部は、この他、河北定曲における2400MW、63億元(S$10億)の発電事業に関して、シンガポール貿易開発局(TDB)及びSP社と協議を進めている。中国側担当機関は河北電力工業局で、第1期工事では1200MWの発電施設が設けられる。SP社はドイツのシーメンスと手を組み中国発電市場への参画を図るもようだ。同プロジェクトにはタイ、マレーシア、香港、韓国、米国方面からも関心が表明されており、多国間協力方式により開発される可能性もあると言う。(LZ:11/26)
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