1996-11-26 ArtNo.8522
◆<馬>PNB、エレクトロニク・ガバメント契約獲得目指す
【クアラルンプル】プルモダラン・ナシオナルBhd(PNB)の情報技術(IT)子会社PNB ITは先週木曜、米国拠点の電子書類管理(DMS)/ワークフロー・システム会社オプティカ・イメージング・システムズ・インクの当地子会社オプティカ・テクノロジーズSdn Bhdに出資することを通じて、エレクトロニク・ガバメント・システム契約の獲得を目指す戦略提携を結んだ。
PNBのモハメド・ヒルミ重役(CEO)が関係合弁契約調印式の席上語ったところによると、PNB ITは新行政センター、プトラジャヤの複数のDMS関連アプリケーション契約の獲得を目指し、既に関係方面との交渉を進めている。PNB ITは、PosマレーシアBhd、陸運局、イミグレーション等のコンピューター化プロジェクトに関与した経験を有するが、オプティカとの提携を通じてより先端的なDMS技術を提供できるようになる。
PNB ITは合弁契約の下、既に今年8月から営業を開始している払込資本25万Mドルのオプティカ・テクノロジーに40%出資、同時にオプティカ・イメージング・システムの政府部門やPNBグループに対するマスター・ディストリビューター及びOEM(相手先商標製造業者)パートナーを務める。PNB ITはOEMパートナーとしてはDMSアプリケーションのローカル化を手がける。
これに対しオプティカ・テクノロジーはPNB ITに関係技術を移転、訓練も引き受ける。オプティカ・イメージング・システムは向こう2ヶ月間にロータス・ノーツ、ザ・インターネット等のポピュラーなアプリケーションを取り込んだ一連のDMS製品をマレーシア市場に続々投入すると言う。(コンピュータイムズ:11/25)
|