SEAnews 1996-11-26 ArtNo.8520

【シンガポール】マレーシアの国産車プロトンがシンガポールにおける並行輸入車のモデルに加わり、コーズウェイを渡ってプロトン車を持ち込むシンガポーリアン・ドライバーも増えそうだ。
マレーシアが来年1月1日からシンガポールと同じ排気ガス基準を導入するのに伴い、シンガポーリアン・バイヤーは公認のディストリビューターを通じずに、ジョホール・バルでプロトンを購入し、自らシンガポールに持ち込むか、並行輸入することが可能になる。マレーシアの環境局は、欧州共同体(EC)で採用されている91／441／ＥＥＣ排ガス基準を導入すると9月に発表した。しかしながら、マレーシアのショー・ルームでの直接購入や並行輸入を考える者は依然、91／441／ＥＥＣ証明の提示を求められる。シンガポール陸運局(LTA)はこれ以前にメルセデス・ベンツと日本車に関しては、メーカーの完成検査証書(CIC)を提示すれば、ＬＴＡの再検査を免除、輸入手続きの簡素化が図られている。(ST:11/25)