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1995-03-14 ArtNo.850
◆＜星＞ベアリング、シンガポール業務再開
【シンガポール】シンガポール先物子会社のデリバティブ(金融派生商品)取引に伴う多額の損失(￡8.4億=S$19.3億)で破綻した英国の名門マーチャント・バンク、ベアリングPlcを買収したオランダのＩＮＧ(Internationale Nederlanden Group)は、ベアリングのシンガポール業務を再開した。
ＩＮＧのCees Maas取締役が12日記者会見して発表したところによると、マーチャント・バンクのベアリング・ブラザーズ＆カンパニーは昨日(3/13)営業を再開、証券会社ベアリング・セキュリティーズ(S)も今日から営業を開始する。今回の事件の主役とも言える先物子会社ベアリング・フューチャーズ(S)に関してはベアリング・フューチャーズ・インターナショナルと言う新会社が13日に新設され、前者の業務を引き継ぎ、早急に業務の再開が図られる。シンガポールにおけるベアリング社の以前の職員は今回の事件の直接の責任者以外は引き続き雇用されると言う。(ST,BT,LZ:3/13)
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