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1996-11-23 ArtNo.8494
◆＜馬＞情報技術会社Ｌｉｔｙａｎ、教育／訓練市場開拓
【クアラルンプル】地場情報技術(IT)会社のLityanホールディングズBhdはマレーシアのハイテク産業のバックボーンを形成するコンピューター技術者の教育／訓練事業に乗り出す計画だ。
ラマット・ハルン会長によると、この種のビジネスはそれほど高収益は期待できないが、マレーシアにはＩＴやテレコミュニケーションに関わる数え切れない奨励措置やインフラが準備されており、この方面の技術を磨く需要は今後益々増大する見通しだ。同社は、10年間のパイオニア・ステータスを初めとするマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)関連の様々な奨励措置を利用するメリットに注目、教育／訓練ビジネスに積極的に取り組むとともに、マルチメディア関連のあらゆるレベルの活動を強化する方針だ。マルチメディア関連の大規模なプロジェクトが今後続々実行される見通しで、同社は直接関係入札に参加する他、契約を獲得した者との合弁や下請け契約の獲得に力を入れる。マルチメディア関連の端末／ソフトウェア／インフラ／テクノロジーと、幅広いビジネスの機会が存在するが、そのいずれの方面においてもLityanは技術／ノーハウを保持している。ＩＴ、データ／テレコミュニケション、製造の3つを中核ビジネスとする同社は、通信領域においては、例えばダイレクトリー、証券、エンターテーメント、ビジネス等の付加価値コンテントの提供を研究する。
Lityanは電気通信業界に対する設備／機器の供給を手がける姉妹会社コンソーシアム・ジャヤSdn Bhdの70％権益の買収を提案しており、同買収が完了すれば、96年12月締めのグループ税引き前利益は2700万Ｍドルに、株式資本は2800万株に拡大されると言う。(STAR:11/22)
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