1996-11-23 ArtNo.8491
◆<馬>IOI、M$50億複合開発/ニッサンIOIの上場計画
【クアラルンプル】IOIプロパティーズBhd(IOIPB)はパートナー4社と合弁でマラッカ州ジャシンにおける50億Mドルの複合開発を手がける。
IOIPBのリー・ヨーチョー重役(ED)が21日催されたIOIコープの年次総会後語ったところによれば、向こう25年間にリゾート、住宅、商業/工業施設等が建設される。同プロジェクトを手がけるコンチネンタル・イステーツSdn Bhd(CESB)には、IOIPBが20%出資している他、ベッドフォード・デベロプメントSdn Bhd(ホンリョン・グループ)が30%、プンチャック・グヌン・ルダン・ホールディングズSdn Bhdが20%、ボルトン・プロパティーズBhdが20%、Errigalインベストメント・ホールディングズLtd(香港リー・グループ・オブ・カンパニーズ)が10%、それぞれ出資している。CESBは今年5月にIOIコープBhdから2378haの当該地を4億5840万6000Mドルで買収する契約に調印した。
一方、親会社のIOIコープは日本酸素と70:30の出資率で設立した工業用ガス会社ニッサンIOIをクアラルンプル証取(KLSE)二部に上場させる計画だ。ニッサンIOIは4000万Mドルを投じてシャー・アラムのハイコム・インダストリアル・パークに新たなASU工場を設ける。同プラントは1997年7月に稼働、毎時1万立米のガスを製造する。これにより製造能力は300%拡張される。(STAR:11/22)
|