1995-03-14 ArtNo.849
◆<星>東南亞駐在エキスパーツのための投資顧問会社が発足
【シンガポール】東南アジアに駐在する約16万人のエキスパーツらが保持する10億米ドルにのぼる資金の運用を支援するコンサルタント会社がシンガポールに設立された。
ロスチャイルド・アセット・マネージメントとパース拠点の証券会社Fartley Poytonが合弁で設立した新会社Poynton Asia Pte Ltd(PAL)は域内で活躍するエキスパーツにフィー・ベースでテーラー・メイドの投資ポートフォリオをアレンジする。アジア地域に250人のスタッフを展開、250億米ドルの基金を運用するロスチャイルド・アッセット・マネージメント・アジア・パシフィックから経験やノーハウの提供を受けるが、独立のファンド・マネージャーとしての持ち味を出す上から特に証券会社は指名せず、浮いた費用は顧客に還元する。PALシンガポール事務所にはこれまでFartley Poytonの金融企画担当主任を務めてきたマーク・ノートン氏に率いられる5~7人の投資顧問が勤務することになる。(ST:3/13)
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