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1996-11-23　ArtNo.8488

【シンガポール】シンガポール証取(SES)に上場する香港拠点の船会社ミンワ・ユニバーサルは新造タンカーの需要が増大する中で船団の若返り計画に着手した。
トー・ウィンシン重役(ED)によると、他社にチャーターしているＶＬＯＣ（超大型鉱石輸送船）1隻と石油タンカー5隻の船齢は平均9年だが、新造船の導入により平均年齢を引き下げる。
同社は21日、日本のナムラ造船所に10万5500重量トンの石油タンカー2隻の建造を8600万米ドルで発注、その第1歩を踏み出した。これによりフリート年齢は7.8歳に若返る。2隻は1998年に引き渡され予定で、チャーター先は未定。このほかにも建造交渉を進めており、中古船の購入も考えるが、船団の拡大よりも、若返りを重視する。タンカーの国際基準が厳しくなっており、古いタンカーの用船契約は減る傾向にあると言う。(BT:4/22)

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