1996-11-22 ArtNo.8483
◆<泰>政府、BCP権益売却しドンムアン有料道路買収資金調達
【バンコク】タイ大蔵省はタイ航空ではなく、バンチャク・ペトローリアム(BCP)の持ち株売却を通じて、赤字経営のドンムアン有料道路の買収資金30億バーツを調達する方針だ。
大蔵省スポークスマンが20日発表したところによれば、同省はタイ証取(SET)上場のBCPの47.87%のシェアを保持しており、この他、タイ石油公団(PTT)が24.29%、クルンタイ・バンクが7.85%、一般投資家が20%を握っている。政府はこれ以前にBCPの第2次民営化計画に基づき31%の権益を売却することを決めていた。大蔵省は来月中に株式売却の詳細を決定し、ドンムアン有料道路の買収が予定される来年1月までにBCP権益の売却を完了する。大蔵省はBCP権益売却により20億バーツを手にすることができる見通しだ。(BD:11/21)
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