1996-11-22 ArtNo.8480
◆<馬>超軽量航空機イーグルXTS-150はマッラカで製造
【クアラルンプル】コンポジット・テクノロジー・リサーチ・マレーシア(CTRM)は来年2月からマラッカ州バト・ブルンダムの工場で2人乗りコンポジット軽飛行機イーグルXTS-150を製造する。
CTRMのチェン・リップキョン重役(CEO)が19日発表したところによると、これはCTRM子会社のイーグル・エアクラフトPty Ltdがオーストラリア民間航空安全局のJAR-VLA(ジョイント・エア・ワースニス・リクワイアメント・ベリー・ライト・エアクラフト)認定証を獲得したのに伴うもので、マレーシア産軽飛行機を世界市場に売り込むことができる。チェン氏が社長を務めるファースト・アライド・コープBhd(FACB)は去る10月にCTRMの39%の権益を買収することを政府から認められた。CTRMの残りの51%と10%の権益は大蔵省と国営石油会社ペトロナスが握っている。FACB幹部によるとイーグルの製造コストは20万Mドルで、オーストラリア、欧州、マレーシアでの販売が計画されている。CTRMはまた4人乗りコンポジット軽飛行機Lancairのオレゴン拠点の製造会社に3075万Mドルを投資しており、来年8月に米国航空当局の認可が得られれば、来年末からやはりマラッカでの製造が開始できる見通しだ。既に同航空機43機の注文が寄せられていると言う。(BT,STAR:11/21)
|