1996-11-22 ArtNo.8477
◆<星>観光局、今年の旅行者成長予測を2%に下方修正
【シンガポール】シンガポール観光局(STPB)は今年通年の外国人旅行者の伸び率を当初予測の5~3%から2%に下方修正した。
STPBによると今年の月間旅行者の数は7月、8月、9月に各3.7%、4.8%、5.9%の落ち込みを見た。主要市場の日本、台湾、タイからの旅行者の落ち込みが特に顕著で、同局は成長鈍化傾向は短期的になお持続するが、通年では依然プラス成長が維持できると予想している。STPBは旅行者の減少は同局の観光振興青写真“ツーリズム21”の中に折り込み済みとするとともに、「シンガポールの観光産業は長期的に楽観できるが、実地体験とバリュー・フォー・マネーを強調したプロモーションに力を入れる必要が有る」と指摘している。(ST,BT:11/21)
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