1996-11-20 ArtNo.8446
◆<星>第3四半期の建設業プログレス・ペイメント18%アップ
【シンガポール】シンガポールの建設業界が第3四半期(9月は暫定値)に手にしたプログレス・ペイメントは前年同期比18%増の37億Sドルに達した。
プログレス・ペイメントはプロジェクトの進捗とともにコントラクターに支払われるもので、完工に近づくと増加するため、額の大小により一定期間の完工プロジェクト数が推測できる。建設業開発局(CIDB)の統計によれば、第1四半期は前年同期比27%増、第2四半期は同21%増で、ここ1年の増加率は下降傾向を辿っている。
9月のプログレス・ペイメントは12億Sドルで、うち5億8600万Sドルが住宅プロジェクトだった。このうち政府住宅が3億200万Sドル、民間住宅が2億8400万Sドルとなっている。建設業は第3四半期に13.6%の成長を見たが、同期に二桁成長を記録したのは建設業のみと見られる。(BT:11/19)
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