1996-11-19 ArtNo.8441
◆<比>ナットスチール、US$4億マリーナ事業への参加検討
【マニラ】マニラ湾に向こう15年間200億米ドルを投じて750haの埋め立て地を造成、マカティと並ぶ金融地区や商業/住宅/レクレーション施設を開発しようと言うセンテニアル・シティー計画の一部を成す複合開発事業にシンガポール企業ナットスチールLtdも参加を検討している。
消息筋によると総コスト4億米ドルと見積もられる同プロジェクトはマレーシア・ホンリョン・グループのクエック・レンチャン氏らにより計画されているもので、10haの埋め立て地に500バースのマリーナ・クラブ、商業/小売り/娯楽ウォーター・フロント施設、遠洋クルーズ・ターミナル、ホテル等の開発が予定されている。ナットスチールは1億米ドル前後の投資を検討しており、今年末までに最終決定を下す見通しだ。 センテニアル・シティー事業には、マレーシア・ホンリョン・グループが30%、タイ・コンソーシアムが50%出資している。(BT:11/18)
|