1996-11-18 ArtNo.8421
◆<馬>リー・サンチュン氏、サンライズの最大株主に
【クアラルンプル】与党マレーシア華人協会(MCA)の終身会長を務めるリー・サンチュン氏がサンライズBhdの22.5%のシェアを取得、最大株主となった。
サンライズのトン・コクマウ会長が15日の年次総会後明らかにしたところによれば、これに伴いトン氏のサンライズ・ホールディングズSdn Bhdの持ち株比率は18.58%に縮小した。サンライズは住宅/商業開発事業モント・キアラ、27階建て高層住宅アスタナ・コンプレックス、42階建て住宅バユ等の開発を手がけ、ジョホール及びスラゴール州に大規模な開発用地を所有している。
これに対してリー氏は近く上場を予定する不動産開発会社クンプラン・マハジャヤの権益を有する。同社は13億Mドルのデサ・プタリン・タウンシップの開発を手がけ、また子会社のマハジャヤ・アジア・パシフィックLtdは25年間の有料道路経営権を握っている。リー氏は来月サンライズの取締役に指名される予定だ。(NST:11/16)
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