1995-03-13 ArtNo.842
◆<比>メトロプレックス、APECに備えホテル増築
【マニラ】マレーシアの上場企業メトロプレックスBhdは来年当地で催されるアジア太平洋地域経済協力会議(APEC)サミットに伴う需要増を見込んで1000万米ドルを投じスービク自由貿易地域の200室のカジノ・ホテルに100室の別館を増築する。
スービク・ベイ管理局のリチャード・ゴードン会長が先週木曜発表したところによれば、メトロプレックスが85%出資するスービク・ベイ・リゾート・アンド・カジノ(SBRCI)はAPECサミットの約700人の代表を受け入れる客室を確保すると保証した。SBRCIは別館増築の他、先月シンガポールから購入した6542トンのクルーザーの客室300室を250室のファースト・クラスの客室に改装する。同クルーザーにはファースト・クラスのダイニング・ファシリティー、スウィミング・プール、ゲーム・アーケード、映画館、海事博物館も備えられる。またメトロプレックスは国際会議場も建設すると言う。クルーザーの改装及び会議場の建設コストは明らかにされていない。(BT:3/11)
|