1996-11-18 ArtNo.8418
◆<馬>アハマド・ジョハン氏、Airodの53%権益買収
【クアラルンプル】マレーシアン・ヘリコプター・サービシズBhd(MHS)は15日、航空機修理会社Airod Sdn Bhd(ASB)の53%の権益を3300万Mドルでアハマド・ジョハン氏に率いられるPJSインダストリーズSdn Bhdに売却すると発表した。
MHSは僅か1年前に手に入れたばかりの、マレーシア空軍の元メンテナンス・センターの支配権益を売却する理由に触れていないが、観測筋は水面下で進められているより大きな計画の一部分と予想している。
主に汚水処理システム関係業務を手がける、プンビナアン・ジャヤブミ(サラワク)Sdn Bhd子会社のPJSインダストリーズは、今回の取引で航空機備品製造業務への進出計画が実現する見通しだ。同社はまた半島中央部の固形廃棄物処理ライセンスを取得、5億Mドルと見積もられる国内汚水処理ビジネスの15%のシェアを握っている。
元国軍幹部のアハマド氏は1986年にプンビナアン・ジャヤブミ入りし、目下専務取締役(MD)のポストに有る。同氏はまたインダ・ウォーター・コンソーシアムの取締役も務めている。(NST:11/16)
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