1996-11-18 ArtNo.8416
◆<星・中>商業会議所、鄭州観光局と合弁で黄河流域観光開発
【シンガポール】シンガポール中国商業会議所傘下の中国商会投資有限公司は河南省鄭州観光局傘下の黄河旅行社と合弁会社を設立し、鄭州郊外20キロの黄河観光プログラムを推進する。
シンガポール中国商業会議所の林方基会長によると、合弁会社にはシンガポール側が60%、中国側が40%出資、黄河旅行社の一部資産を買収するとともに、黄河流域に埠頭や観光施設を建設する。当初500万米ドルを投じてゴムボートや旅行用バスを購入する計画で、ゴムボートは1隻50万米ドルで上海708所製造廠に発注、明年上半期には使用可能となる。同観光プログラムの目玉は旅行者にゴムボートで黄河の壮観さを実地体験してもらうこと。シンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーション(STIC)等も鄭州で総コスト7400万米ドルの“グランド・ガーデン・オブ・ザ・イエロー・リバー(黄河大観)”プロジェクトを手がけており、両プロジェクトは距離的にも7キロしか離れていないため、相互協力が可能だ。毎年黄河を訪れる旅行者は100万人、鄭州を訪れるものは580万人にのぼると言う。(LZ:11/16)
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