1996-11-15 ArtNo.8384
◆<星>都市再開発局宅地入札に冷淡な反応
【シンガポール】都市再開発局(URA)が13日締め切ったTanah Merah、Tanjong Rhu、Bedok(ブド)の3区画の宅地入札は、応札が僅か8件(6社)で、入札価格も予想を下回る低調なものに終わった。
タンジョン・ルーの一番札はアナリストの予想価格と10-18%の開きが有り、ブドに至っては予想を53%も下回った。不動産コンサルタント、コリアーズ・ジャーディン幹部は、「年内に別に11区画が入札にかけられ、魅力的なものも含まれていることから、デベロッパーらは、慎重な姿勢を見せている。応札した者も、値崩れに伴う幸運に期待し、低価格をつけたことから、極めて低調な結果に終わった」と評している。各区画のトップ入札者は以下の通り。Tanah Merah(268,265平方フィート)複合開発:ウィンタイ子会社2889万Sドル($PST:107.69)、Tanjong Rhu(253,877平方フィート)コンドミニアム用地:ファースト・キャピタル・コーポレーション2億375万Sドル($PST286.63)、Bedok Walk(380,684平方フィート)複合開発用地:センター・ポイント・プロパティーズ子会社5310万Sドル($PST139.49)。(ST,BT,LZ:11/14)
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