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1996-11-14　ArtNo.8379

【バンコク】世界貿易機構(WTO)の合意に基づき電子完成品3品目の輸入税をカットする工業省案が12日の閣議で承認された。
Kosit Panpiemras工業相によると、目下電子製品5品目には3種類の輸入関税が適応されるているが、電話機とビデオ・カセット・レコーダーの関税率は現在の30％から20％に、ＴＶセットは20％から10％に引き下げられ、モニター／ハード・ディスクの関税は5％に据え置かれる。以上の新税率は来年1月1日から発効する。閣僚会議はまた現在1～30％の関税が課されている輸入電子部品に関しても、どうしても輸入せねばならないものについては1％に引き下げることで合意した。大蔵省は同引き下げの具体的な実施方式を2週間以内に立案する。同省は国内で製造されている部品に関しても輸入税引き下げの可能性を調査すると言う。(BD:11/13)

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