1996-11-14 ArtNo.8376
◆<馬>政府、7つのバイオテク・センターの設立を認可
【クチン】科学技術環境省は大学や各種研究機関が全国各地に計画する7つのバイオテクノロジー・コーポレーティブ・センター(BCC)の設立を認可した。
ロー・ヒエン・ディン科学技術環境相が12日催された“サラワクにおける国立バイオテクノロジー・パークの見通しと戦略”と題するセミナーで語ったところによれば、BCC設立の目的は研究成果の応用を促進、研究と商業その他の応用面のリンクを強化することにあり、必要と認められれば、BCCをさらに増設する。バイオテクノロジーは食料供給、保健衛生、エネルギー、廃棄物処理、補助発電等の面で実際的なソルーションを提供、多くの国の経済の原動力となっている。バイオテクノロジーの応用における革新は、他の如何なる領域のそれを陵駕しており、バイオテクノロジーを1つの産業に育成することはマレーシアにとっても優先課題とされている。科学技術環境省の傘下に全国バイオテクノロジー理事会を創設したことは、マレーシアにおけるバイオテクノロジーの発展にとって記念碑的意義を有する。政府はまた医療研究所(インスティテュート・オブ・メディカル・リサーチ)の下に様々な植物から伝統薬を製造する技術を研究する専門組織を設けることを認めた。政府は1997~2000年の間、同プロジェクトに毎年20万Mドルを支出すると言う。(NST:11/3)
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