1996-11-13 ArtNo.8364
◆中国、<泰・雲南>新ルート提案、既存ルートを80キロ短縮
【打孟龍-中国】中国当局はミャンマーのシャン州を経由して雲南省南部とタイのチアンライ省マエサイ区を結ぶ新陸上ルートの建設を提案している。
新ルートは雲南省シーシュアンパンナ自治区Damenglung(打孟龍)からミャンマーのシャン州モンヤウン/モンパャク/タチレクを経てタイのモエサイに至る。同ルートは中国国境のDaluo(打洛)からタチレク/モエサイに至る既存ルートに比べ80キロ短い。雲南省景洪(Jinghong)のダオ・ユーミン副市長によると、既存ルートはアジア開発銀行により1992年に提案されたものだが、ミャンマーの少数民族問題から計画が遅延している。新ルートはシャン州を中心とした芥子栽培の中心地ゴールデン・トライアングルを支配してきたクンサ・グループが投降したことから最も短距離で、最も安全なルートになったと言う。(ST:11/11)
|