1996-11-09 ArtNo.8330
◆<馬>トンカ、マイクロソフトとインターネット技術で提携
【クアラルンプル】トンカ・ホールディングズBhd(THB)の70%子会社THBアジア・コネクトSdn Bhdはマイクロソフト・コープと戦略提携を結んだ。
ペナンネットや英連邦競技会のインターネット・システムの開発を手がけるTHBアジア・コネクトは7日、マイクロソフト・コマーシャル・インターネット・システム(MSCIS)のライセンスを取得したと発表した。マイクロソフト社とMSCISのライセンス契約を結ぶのは、米国企業Compuserve社に次ぎ2社目で、アジアでは勿論初めて。MSCISはインターラクティブ・インターネット・サービスの提供やインターネット・コンテントの制作/管理/流通に用いるソフトウェア・ツールのセットで、他のインターネット・アプリケーションやソルーションとも互換性を有する。THBアジア・コネクトはMSCISをペナンネットや英連邦競技会インターネット・システムのベースとする計画で、これを通じてマイクロソフトのインターネット・テクノロジーを吸収できる。THBアジア・コネクトは1週間前にはマイクロソフトからマーチャント・サーバーのサイト開発業者に指名されたばかり。マーチャント・サーバーはマイクロソフトが電子取引市場進出を目指して開発した最新ソフトウェアー。
サン・マイクロシステムのJava技術が用いられる見通しのマルチメディア・スパー・コリドーとペナンネットの互換性に問題は生じないかとの質問に対してTHBアジア・コネクトのレーモンド・チェン社長は、同社は昨年12月にJavaのライセンスも取得、同社のアクティブ・プラットフォームはJavaコードと完全な互換性を有すると回答した。(NST,MBT,STAR:11/8)
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