SEAnews 1996-11-09 ArtNo.8328

【シンガポール】ケーブルＴＶ業界のジャイアンツ、ターナー・ブロードキャスティング・システムズはアジア太平洋地域における広告業務等を手がけるオフィスをシンガポールに開設する。
ターナー・インターナショナル・アドバタイジング・セールズのカール・メイヤー上級副社長が7日明らかにしたところによると、シンガポール事務所はターナー・ブロードキャスティング・セールズ・インク(TBSI)の一部門として、1997年初に開設される。香港ベースのピータ・ブラック、デーブ・ディクマン両氏が取締役に昇格、ブラック氏がシンガポール事務所の指揮を取る。新事務所は、シンガポール拠点のグループ・メディア代表Ｓｅａｖｅｘと緊密な連携を結ぶ。ＴＢＳＩは香港及び東京にも事務所を有し、ターナー傘下の他の部門、ターナー・ホーム・ビデオ、ターナー・パブリッシング、ターナー・ホーム・エンターテーメンツ・ライセンシング・アンド・マーチャンダイジング・ユニットと提携、グループの広告ビジネスを統轄している。ターナー・ブロードキャスティング・システムズ・インクは最近タイム・ワーナーに73億4000万米ドルで買収され、世界最大のメディア、エンターテーメント・グループが誕生している。(BT:11/8)