1996-11-09 ArtNo.8324
◆<星>IBM、ディスク・ドライブ生産倍増
【シンガポール】IBMは1998年までに労働者1000人を増員し、カキブキ工場のディスク・ドライブ(HDD)製造能力を倍増する。
同社のF.カーサス重役(GM)によると、同工場は現在3000人を雇用、サーバー/ワークステーション用HDDを年間200万~300万台出荷している。IBM本社は去る3月、HDDの生産能力を60%拡大するため各国の生産施設に5億米ドルを投資すると発表していた。カキブキ工場の拡張も同計画の一環で、同社はこの他、ハンガリーとタイのHDD工場の拡張、メキシコの部品工場の拡張を予定している。カキブキ工場への投資額は明らかでない。
カキブキ工場の初期投資額は1億米ドルで、昨年4月から量産を開始、同年8月には、第2生産棟を建設するため1億米ドルを追加投資すると発表していた。第2生産棟は来年第1四半期に操業を開始する予定だ。(ST,BT,LZ:11/8)
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