1996-11-08 ArtNo.8316
◆<馬>副首相、地元企業にMSCプロジェクトへの参画督励
【クアラルンプル】中小企業を含む地元企業はマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)プロジェクトに伴って生じるビジネス機会を十分に活用すべきで、この種の機会が外国企業により独占されるようなことを許してはならない。
アンワル副首相兼蔵相は6日催された“より良い未来を築く情報技術(IT)の応用:MSCに向けたマレーシアの準備”と題するセミナーの席上以上の呼びかけを行った。それによると、1997年度予算案にはMSCに関与する産業のためのパイオニア・ステータスを初めとする奨励措置や各種の便宜が盛り込まれている。政府はこうした便宜や奨励措置が外国企業に独占され、地元企業が手を拱いて傍観するような状況を欲しない。MSCにおける開発領域にはテレメディシン、スマートスクール、研究開発インフラ、ペーパレス・ガバメント等が含まれる。政府はまた来年にもサイバー・ローを施行する計画と言う。(ST:11/7)
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