1996-11-02 ArtNo.8232
◆<星>ブーンレイ/パイオニア地区を第一級の工業地帯に
【シンガポール】沼沢地と低層工業ビルで代表されるブーンレイ/パイオニア地区が都市再開発局(URA)の新開発ガイドラインの下、西暦2010年には林立する高層工業ビルを高速道路がリンクする多彩で活気に満ちた工業地帯に変身を遂げる見通しだ。
URAが木曜(10/31)発表したブーンレイ/パイオニア地区開発ガイドプランによると、ジャラン・ブロー/パイオニア・ロード、ジャラン・ブーンレイ、トゥアス・ロードなど複数の道路が準高速道路にアップ・グレードされる。また、工場用地のプロット・レシオが現在の1未満から1.4もしくは2に引き上げられ、施設の拡張が可能になる。ジャラン・ブローの拡張にともない、沿道の一部工場テナントが立ち退きを求められるが、テナントへの影響は最小限度に抑制される見通しだ。現在、高速道路にアップ・グレード中のジャラン・アハマド・イブラヒムは、マレーシアとの第2リンクが完成する来年末までに開通する。同区の面積は2075haで、うち73%が工業用地に指定されているが、ガイドプランはこれを78%に拡張している。(ST,BT,LZ:11/1)
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