1996-11-01 ArtNo.8225
◆<馬>米国企業マージ、MSCにR&Dセンター開設計画
【クアラルンプル】米国拠点のネットワーキング会社マージ・インターナショナルLtdは地元の主要組織と提携し、情報技術(IT)インフラ開発技術を地元に移転する計画だ。
マージ・ネットワークス(アジア)のレイモンド・リー社長によると、技術移転の方式の一つはマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)に研究開発(R&D)ラボを設けることで、同ラボでは非同期転送モード(ATM)技術等、最新のネットワーキング・ソルーションの研究が手がけられる。また域内の顧客に支援を提供するアジア・リージョナル・ネットワーク・デベロプメント・センターの開設も計画している。同社はこのほどレノン・ソルーションズ(M)Sdn Bhdと、マレーシアの公共/民間インフラ・プロジェクト市場を開発する協力協定を結んだ。マージは同協定の下、レノン・ソルーションズ子会社のデータウェアSdn Bhdと共同で関係プロジェクトに入札する。レノン・ソルーションのモハド・ガジ重役(GM)によると、地元機関は今やコンピューター・センターからネットワーキング・センターへの変身を遂げつつあり、ATM等の先端技術はネットワーク・インフラの負担を軽減するのに役立つはずと言う。(コンピュータイムズ:10/31)
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