1996-10-31 ArtNo.8210
◆<馬>YTL、電力子会社を統合上場、香港Cepa買収放棄
【クアラルンプル】YTLコーポレーションBhdは29日、香港ホープウェル傘下のコンソリデーテッド・パワー・アジアLtd(CEPA)の買収計画を放棄すると宣言するとともに、電力部門子会社を統合しクアラルンプル証取(KLSE)に上場させる計画を明らかにした。
YTLの発表によれば、今年7月にホープウェルのゴードン・ウー重役(MD)からCEPA権益を購入しないかとの話が持ちかけられ、10月19日に米国サザン・コーポレーションのオファー価格1株18.50HKドルを上回る、1株19HKドルの現金及び株式のスワップによる買収を提案した。しかしウー氏の最終的支持が得られぬため、買収計画の実行を見合わせた。一方、YTLは傘下の電力事業を新会社YTLパワー・インターナショナルに統合し、来年初にKLSEに上場させる計画だ。同社は当初、CEPAも同新会社に注入する計画だったと言う。(NST,MBT,ST,BT,LZ:10/30)
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