1996-10-31 ArtNo.8204
◆<星>フェアプライス、年商S$10億目指し4施策
【シンガポール】NTUCフェアプライスは、2000年までに年商10億Sドルの達成を目指し、4施策を展開する。
NTUCフェアプライスは96年3月期には年間売上6億4700万Sドルを記録したが、リム・ホーセン重役(MD)は、国内店舗の増設、広告宣伝の強化、卸売り業務の拡張、海外事業の展開の4施策を通じて年商10億Sドルの目標は達成可能と語る。それによると、国内店舗は2000年までに現在の53店から70店に拡大される。同計画は順調に進んでおり、来月はイーストポイント(スーメイ)、ホワイト・サンズ(パシル・リス)、ホウガンに各1店をオープンする。これに伴い印刷物とTVによるマーケティング・キャンペーンを強化し、ストア・プロモーションにも力を入れる。NTUCフェアプライスは一般消費者のほか、コールド・ストーリッジ、7-11、キミサワなどの小売店も顧客にしており、こうした小売店顧客をさらに増やす。一方、海外スーパーの総売り上げへの貢献は現在5%に満たないが、3年内にヤンゴンの店舗を1店から7店に、マレーシアの店舗を8店から25店に拡大する計画だ。(BT:10/30)
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