1996-10-30 ArtNo.8190
◆<星>メトロ、20年ぶりに郊外店オープン
【シンガポール】地場小売りグループのメトロはこの週末にタンピニスのセンチュリー・スクエアに8万5000平方フィートの新店舗をオープンする。
メトロが郊外店を設けるのは、70年代にマリーン・パレード及びブキティマの店舗をクローズして以来、20年ぶりのこと。メトロの動きは小売り市況不振の中で郊外に活路を開いた日系小売り店そごう、大丸、伊勢丹に続くもの。メトロ幹部は今後さらに郊外に店舗を増設するとしている。メトロは米国のディスカウント・ストア、Kマートが撤退後のスペースを引き継いだが、某証券アナリストは開店コストが大幅に節約できることも大きなメリットとしている。メトロは新店舗が1年後には採算ラインに乗り、グループ営業額の20~25%に貢献すると予想している。(ST,BT,LZ:10/29)
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