1995-03-11 ArtNo.819
◆<星>企業、パキスタンと総額US$6億事業取り決め
【シンガポール】シンガポールとパキスタン企業は8日、港湾施設の拡張や高速道路網の改善などに関わる数件、総額6億米ドル相当の覚書を交わした。
シンガポール駐在のパキスタン高等弁務官事務所は9日以上の消息を明らかにした。またシンガポールのプロメット・エンジニアリングがこの日発表したところによると、同社はカラチ港東埠頭における国営コンテナ・ターミナルの建設を引き受ける覚書をカラチ・ポート・トラスト(KPT)と結んだ。また同社はパキスタン高速道路当局とも覚書2件を取り交わしている。スンバワン・マリタイムもタグ・サービスやコンテナ・ターミナルの経営など港湾業務に関わる覚書をKPTと交換した。 ゴー・チョクトン首相は8日、シンガポールはパキスタンとの貿易を拡大するとともに、外資誘致の触媒役を務めることも可能で、今年後半には貿易開発局(TDB)のビジネス・ミッションが同国に派遣されると語っている。(ST,BT,LZ:3/10)
|