1996-10-25 ArtNo.8127
◆<星>技能開発基金、新スキーム下に訓練コストの80%を補助
【シンガポール】技能開発基金(SDF)は23日、業界にトータル・カンパニー・トレーニング・プラン(TCTP)の立案を促す新スキームを発表した。
ヨー・チュートン通産相がこの日催された全国訓練計画表彰式の席上明らかにしたところによると、SDFはTCTPを実行する企業の訓練費用の最大80%を補助する。こうした補助の対象には管理職や上級マネージャーの訓練も含まれる。新スキームの下、先ずTCPMが認可された時点で訓練費用の70%が補助される。(これはこれまでのワーカーズ・トレーニング・プランの50%の補助率を上回っている。)さらに12ヶ月後に当該訓練の成果を評価し、満足行くものであれば、更に10%のコストが補助される。SDFは新スキームの下、総労働人口の3分の1に相当する50万人に補助を提供することを目指している。これは既存のワーカーズ・トレーニング・プラン下に補助を受けた労働者の2倍に当たる。SDFは他のスキームを通じた補助も提供していく。
SDFスポークスマンによると、企業は例えば来年度の目標達成に如何なる技術が必要かを見定め、必要とされる技術に関わる12ヶ月間の訓練計画を立案する必要がある。これまで多くの企業はある種の訓練コースがあることを聞いた後で、スタッフを訓練に参加させたり、またどんな訓練に参加したいか従業員の希望を聴取したりしていたと言う。(ST,BT,LZ:10/24)
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