1996-10-24 ArtNo.8122
◆<馬>フィリップス、セル式電話器製造でトップ3入り目指す
【クアラルンプル】フィリップス・エレクトロニクスの新子会社フィリップス・コンシュマー・コミュニケーションズ(PCC)は今世紀末までにセル式電話器の生産で世界のトップ・スリー入りを目指している。
PCCアジア・パシフィックのサイモン・ローパー重役(GM)が22日語ったところによると、2000年には世界のデジタル・モービル・フォーンユーザーは3億5000万人に達する見通しで、PCCも年率20~40%の売上成長を目指す。2000年にはアジア太平洋地域のユーザーは欧米を上回るものと見られ、マレーシアのユーザーも現在の20万人から120万人に拡大する見通しだ。同社はこの日デジタル・モービル・フォーンFizzを発表した。Fizzは市価900Mドルで今週中にマレーシアの店頭に売り出される。今年初に新設されたPCCはこの他、ペジャー、コードレス・フォーン、留守番電話、その他の通信機器の生産を手がけている。(NST,MBT,STAR:10/23)
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