1996-10-24 ArtNo.8118
◆<馬>ロールス・ロイス、エンジン修理センター設置計画
【クアラルンプル】ロールス・ロイスはマレーシアに航空機エンジンの修理を手がけるセンター・オブ・エクサランスを設ける可能性をマレーシア航空(MAS)と協議している。
ロールス・ロイス・インターナショナルLtdのティモシーTFジョーンズ東南アジア担当取締役が月曜語ったところによると、同社はボーイング777を購入した域内の他のナショナル・キャリアーとも同様な交渉を進めている。ボーイング777はロールス・ロイス・エンジンを装備する見通しで、来年4月には最初の15機がMASに引き渡される。アジア太平洋地域では、現在香港にこの種の修理施設が設けられている。ロールス・ロイスの昨年の世界売上50億米ドルの25%がアジア太平洋地域におけるもので、当地にこの種の施設を設けることは合理的である。ロールス・ロイスはマレーシア企業と共同でより多くの発電施設を製造することも検討していると言う。(BT:10/23)
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