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1996-10-23 ArtNo.8104
◆＜馬＞英国企業フレーザー、来年までに電気自動車を合弁製造
【クアラルンプル】英国のスポーツ・カー・メーカー／元国防企業のフレーザー・ナッシュ・リサーチLtd(FNR)は来年中にもマレーシアに合弁工場を設け、電気自動車ソーラ・ベビーの製造に乗り出す。
ＦＮＲのゴードン・ディクソン取締役が21日プトラ・ワールド・トレード・センターで開幕した“電力供給環境産業展示会議(CEPSI)”の会場で語ったところによれば、4人乗りのソーラ・ベビーは最高時速140キロ、通常は70キロで走行でき、ガソリンやディーゼル・エンジン車に比べ燃料費が10％安い。加えて環境汚染や騒音の恐れがなく、メンテナンスの必要も少ない。同社は1万5000～2万Ｍドルで同車をマレーシア市場に投入する計画だ。ディクソン氏は社名を明らかにしなかったが、マレーシア側パートナーはフィマ・コーポレーションBhdと見られる。フィマのアハマド・リザル・バシル会長は「具体的合意はできておらず、ミスリードを避ける上からも現状ではコメントできない」と語った。(MBT:10/22)
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