1996-10-23 ArtNo.8101
◆<星>警備保障のシスコ、海外市場進出に拍車
【シンガポール】地元の警備保障会社シスコは来年は中国、インド、ベトナムに合弁会社を設立する計画だ。
シスコのシム・チョックリム(沈石麟)会長が21日催されたPTシナル・マス・ムルティアルタ(SMM)とのジャカルタにおける合弁事業契約調印式の席上語ったところによれば、同社は既に北京、スリランカに合弁会社を設けているが、今回のジャカルタでの事業も含めて同社の出資額はいずれも150万Sドル前後となっている。来年は中国(蘇州もしくは無錫)、インド、ベトナムに同様の合弁会社を設け、やはり各150万Sドル程度出資する。SMMと設立するPTシスコ・マス・セキュリティー社の当初投資額は200万MドルでSMMが60%、シスコが40%出資する。新会社は現金護送、現金保管、現金自動引出機の保安、安全/監視システムの販売・保守等の業務を手がける。2年後にはジャカルタ以外にスラバヤ、バンドン、メダン等の都市に事業を拡張する計画で、第3年度には600万Sドルの売上を見込んでいると言う。(ST,BT,LZ:10/22)
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