SEAnews 1996-10-22 ArtNo.8092

【クアラルンプル】インド・パシフィック・コンピューター・サービシズSdn Bhd(IPCS)は、マレーシア・コンピューター産業協会(PIKOM)1996年度ＩＴ製品優秀賞を受賞したデスクトップ・ブローキング・システム(DTB)を武器に国際市場の開拓を積極化する。
ＩＰＣＳのＴＨオン重役(GM)が先週金曜の関係表彰式後語ったところによると、同社はシンガポールとインドネシア市場の開拓では既に一定の成果を収めており、目下フィリピン市場の開拓を目指している。また銀行／金融業界を中心とした垂直方向の市場開拓と同時に水平方向の市場開拓も検討してる。ＤＴＢは地元や海外の顧客が自身のオフィスで取引の動きをモニターし、証券会社に直接売買を指示することを可能にする。同社は現在顧客19社を有するが、これは地元証券会社の25％に相当する。昨年ＤＴＢバージョン1.0を売り出した後、現在のバージョンは1.81で、来年は2.0を出荷すると言う。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:10/21)