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1996-10-22 ArtNo.8090
◆＜馬＞今年のＩＴ産業売上Ｍ＄４９億、３０％アップ
【クアラルンプル】マレーシアの今年の情報技術(IT)産業売上は昨年の38億Ｍドルを30％上回る49億Ｍドルに達する見通しだ。
マレーシア・コンピューター産業協会(PIKOM)のダンＥ.クー会長が先週金曜に催されたＰＩＫＯＭ第8回年次晩餐会／ＩＴ表彰式の席上明らかにしたところによると、以上の見通しはＰＩＫＯＭ会員企業が過去3四半期に達成した20～80％の売上増に基づいて算出されたもので、こうした成長は同期に発注された少なからぬ大型契約や、各種タイプのコンピューター製品／サービスの売上の増加により実現された。また現行連邦予算により導入されたコンピューターや関係製品に対する輸入税の撤廃やＩＴ製品購入費に対する加速減価償却がこうした成長に寄与した。クアラルンプル新国際空港、英連邦競技会、プロトン・シティー、新行政都市プトラジャヤ、全国学校コンピューター・ネットワーク等の実施に伴うＩＴ製品／サービスに対する直接／間接の需要からＩＴ売上は今後一層拡大する見通しだが、訓練されたＩＴ労働者の不足がこうした成長の阻害要因になるものと見られる。以上のプロジェクトの他、インターネットに対する関心の高まりもインターネット・サービス・プロバイダーに新たなニッチを提供、益々国際性を増しつつある国内ＩＴ産業の成長に寄与する見通しだ。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:10/21)
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