1996-10-21 ArtNo.8078
◆<泰>豪州土木会社クラフ、東南アジア市場開拓目指す
【バンコク】オーストラリアの建設請負会社クラフ・エンジニアリング・グループ(CEG)はタイを拠点にインドシナ市場の開拓を目指す。
CEGのウィリアム・ハロルド・クラフ会長によると、インドシナ市場は潜在性に富み、同社はミャンマー、ベトナムの他、フィリピン、中国への進出の機会も探っている。同社はタイを拠点にインドシナ市場を開拓するとともに、フィリピン、中国には直接橋頭堡を築く計画だ。同社は現在ミャンマーの港湾建設に関する調査を進めている。同社が地元のBetaエンジニアリング・アンド・ケミカル・コーポレーションと39:61の出資率で1993年に設立したベタ・クラフは1996年7月期に12億バーツの年商を上げ、97年7月期には20億バーツの達成を目指している。同年商の50%は建設契約、残りは石油/ガス・ビジネスと言う。(BD:10/19)
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