1996-10-21 ArtNo.8074
◆<馬>MAS、エンジンの解体修理でGEと合弁
【クアラルンプル】マレーシア航空(MAS)は18日、米国ジェネラル・エレクトリック(GE)と、航空機エンジンのオーバーホールやメンテナンスを手がける合弁覚書に調印した。
MASのタジュディン・ラムリ会長によれば、合弁協議は今年末には合意に達し、来年1月には操業きる見通しだ。合弁会社ザ・エアロ・センター・オブ・エクサランスはスラゴール州のスバン空港を拠点にGEのアジア太平洋地域顧客にサービスを提供する。現在これらの顧客は米国もしくは欧州でサービスを受けている。サービス対象にはCFMインターナショナルやプラット・アンド・ホウィットニーの製品が含まれる。MASは合弁会社に訓練されたスタッフと施設を提供、GEは技術、製造プロセス、管理経験の面で支援を提供する。MASはGEからの技術移転とより多くの収益が期待でき、GEはスバン空港を拠点に域内ビジネスを拡張できる。(MBT,STAR,ST:10/19)
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