1996-10-19 ArtNo.8062
◆<馬>労働者1人当たりの新規投資、昨年の2倍に拡大
【ミュンヘン】投資誘致代表団を率い欧州を訪問中のラフィダ通産相が17日、当地で催された“マレーシア:アジアのプロフィット・センター”と題するセミナーで明らかにしたところによると、今年初8ヶ月に約定された投資プロジェクトは509件、210億Mドルを記録。またプロジェクトの技術集約度を測る目安とされる労働者1人当たりの投資額(CIPE)は13万7350米ドルと、昨年の7万979米ドル、一昨年の6万7262米ドルを大きく上回った。
マレーシア政府はハイテク産業を振興しており、これらには、先端的電子工業、設備/工具、バイオテクノロジー、自動化/フレキシブル製造工程、電気光学、ノン・リニア・オプティクス、先端材料、光電子工学、ソフトウェア工学、代替エネルギー、航空宇宙工業が含まれる。1991-95年の国内総生産(GDP)成長率は平均8.7%で、今年初8ヶ月のそれは8.3%を記録した。製造業のGDP及び商品輸出に占める比率は今日の各3分の1/80%から2000年には、37.5%/88.6%に達する見通しだ。 ラフィダ通産相はまた第2次工業マスター・プランの概要を説明、ドイツ企業に地域営業本部をマレーシアに設けるよう呼び掛けた。(MBT,NST:10/28)
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