1996-10-19 ArtNo.8055
◆<星>広州市投資会社、SES二次上場で6100万株公開
【シンガポール】香港証取上場の中国広州市政府投資機関グアンチョー・インベストメントCo Ltd(GICL)は17日、シンガポール証取(SES)への二次上場を目指し、新株6120万株(総発行株式の2.39%)を公開した。
公開株の89%は機関投資家を対象に私募に付され、残りが公募された。募集価格は2.555HKドルと、17日の香港市場における引け値を4.47%下回る。また株価収益率は15倍。仮に応募が公募株式を上回った場合、最大680万株まで公開規模を拡大する。募集幹事はUOBが務めている。18日から応募受付を開始、締め切りは月曜、取引は2000株を単位に来週から開始される。GICLは広州市の不動産会社ユエシウ(越秀)エンタープライジズから独立した投資部門で、1992年に香港証取に上場、純益は93年の3億440万HKドルから95年の4億1500万HKドルに拡大している。調達される1億4600万HKドルは主に広東省における橋梁/有料道路の建設に充当される。(ST,BT,LZ:10/18)
|