1996-10-18 ArtNo.8042
◆<星>今年の観光収入S$191億、GDPに12%貢献
【シンガポール】観光業生産は今年のシンガポールの国内総生産(GDP)の12%に貢献、191億Sドルに達する見通しだ。
観光局(STPB)が16日主催した講演会において、世界観光委員会(WTTC)のジェフリー・リップマン会長が語ったところによれば、支出面からすれば、国内居住者の消費支出が191億Sドルの半分弱を占め、以下観光関連資本支出が4分の1、ビジネス旅行者の支出が5分の1を占める。また収入面から言えば、今年は223億Sドルの観光関連の商品/サービス輸出収入が見込め、外国人旅行者の商品/サービス支出とシンガポーリアンの海外における商品/サービス支出の差額から成る観光貿易黒字は10億Sドルに達する見通しだ。観光業(運輸/宿泊施設/ケータリング/娯楽/サービス)のGDPに対する貢献は55.5%の成長を見、2006年には418億Sドルに達する見通しだ。同成長率はアジア太平洋地域の平均70.3%を下回るものの、世界平均の48.7%を上回っている。今年の観光業の雇用創出への貢献は9.5%で、11人に1人が観光業界に就業している。(BT:10/17)
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