1996-10-14 ArtNo.7983
◆<馬>インテル・アジア、40%以上の売上げ増目指す
【クアラルンプル】インテル・コープの地元マーケッティング子会社インテル・アジアSdn Bhdは、年率40%以上の成長達成を目指している。
ヨハニ・ユソフ課長によると、市場調査会社インターナショナル・データ・コープはPC(パソコン)販売の40%増を予想しているが、マレーシアで販売されている80%以上のPCがインテル・チップを搭載していることから、目標は実現可能だ。ペナン工場の他、クダ州のクリム・ハイテク・パークに新工場の建設を予定する同社は、マレーシアにおけるマーケッティングを、これまでシンガポール事務所に委ねてきた。今年1月にオープンしたKL事務所(スタッフ10人)の当面の目標はペンティアム及びペンティアム・プロ・チップに対する消費者の認知を得ることで、目下多国籍企業や地元ベンダーとの協力の下に自社のシェアだけでなく、PC市場そのものの拡大を図っている。最近ペンティアム・チップのTV広告をスタートした同社は、今年100万Mドル以上の広告支出を予定している。 インテル・シンガポール・テクノロジーLtd幹部によると、同社は現在マレーシア、インド、インドネシア、タイにおけるマーケッティングを積極的に進めているが、来年はベトナム及びフィリピンにおけるマーケッティングも開始する。これらの地域の成長率は35~100%、平均でも50%に達する見通しと言う。(STAR:10/12)
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