SEAnews 1996-10-14 ArtNo.7977

【蘇州】チャイナ・シンガポール・スーチョー(蘇州)インダストリアル・パーク(SIP)は、新たに10件合計2億5800万米ドルの投資プロジェクトを獲得した。
チャイナ・シンガポール・スーチョー・インダストリアル・パーク・デベロプメントCo(CSSIPDC)のデービッド・リー重役(CEO)が12日、シンガポールのリー・シエンロン副首相、江蘇省の鄭斯林省長の立ち会いの下に行われた新規投資契約調印式と初の商業入札の発表会の席上明らかにしたところによれば、これらプロジェクトには、カリフォルニア州拠点のソレクトロン・コープの4500万米ドル・プリント基板(PCB)製造事業、シンガポール企業ＭＣパッケジングの3000万米ドル製缶事業、米国医療機器会社ベクトン・ディキンソンの2500万米ドル拡張プロジェクト(累積投資US$5000万)、米国企業ジェイコブズ・チャック・マニュファクチュアリングの1600万米ドル・チャック製造事業が含まれる。これにより蘇州タウンシップへの投資企業は24社となり、投資約定額は20億米ドルに達した。この他向こう3ヶ月間に複数の投資プロジェクトが合意される見通しだ。また中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、スーチョー・プロパティー・デベロプメント(ｳｨﾝ･ﾀｲ/ﾀﾏｾｸ･ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽﾞ/ｽﾄﾚｰﾂ･ｽﾁｰﾑｼｯﾌﾟ･ﾗﾝﾄﾞ/ｼﾞｭﾛﾝ･ﾀｳﾝ公社の合弁会社)の4社が初の商業入札で4区画の土地を落札した。これら4社は合計1億3800万米ドルを投じてオフィス・ビル、商業スペース、サービス・アパート等を開発する。リー副首相はこの日また1億4000万米ドルの住宅開発プロジェクトの起工式に出席した。同プロジェクトでは中国の業者により、シンガポール住宅開発局(HDB)アパート式の住宅が開発される。(ST,LZ:10/13)