1995-03-09 ArtNo.797
◆<馬>ペトロナス、インドに製油所建設計画
【ニュー・デリー】マレーシアの国営石油会社ペトロナスはインドに製油所を建設するため、目下現地の既存石油精製会社と合弁交渉を進めている。
石油関連セミナーに出席するためインドを訪問中のペトロナス・トレーディング・コープ(ペトコ)のハムザ・バカル上級副社長は7日以上の消息を明らかにしたが、交渉相手の名称を明らかにすることは避けた。それによるとインド政府が経済自由化計画を発表して以来ペトロナスはインド市場の大きな潜在性に注目している。ペトコはインド南部に液化石油ガス(LPG)を供給するためマドラス・リファイナリーズLtd(MRL)とも合弁交渉を進めており、同計画には輸入ターミナル、ボンベ詰め工場等の建設が含まれる。建設コストは約12億ルピー(S$5510万)と見積もられ、合弁パートナーは家庭用/商業用/工業用LPG年間5万トンの販売を目指している。またグジャラット・ステート・ファティライザーCoともインド西海岸諸州にLPGを供給するための同様の合弁交渉を進めており、関係協議は最終段階を迎えていると言う。(NST,SJ,BT:3/8)
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