1996-10-12 ArtNo.7964
◆<星>コー・ブラザー、子会社の上場準備
【シンガポール】シンガポール証取(SES)メインボード上場のコー・ブラザーズは12カ月内に傘下子会社の1つをシンガポール証取(SES)に上場する計画だ。
コー・グループは上場を予定する子会社の名称を明らかにしていないが、急成長を遂げる建材/建機レンタル部門の可能性が強い。10日発表された1996年6月期中間決算で建材/建機レンタル部門と不動産部門はグループ純益227万Sドルの55%を占めた。建材部門は最近、レディミックス・コンクリートの生産能力を強化、市場シェアも拡大している。また、建機レンタル部門が所有する高層ビル建設用コンクリート・ポンプ車の台数は国内ではトップ・クラス。グループにとって比較的新しい不動産部門も堅調な成長を遂げており、スチーブンス・ロードのコンドミニアム、ザ・カプリはすでに50%が売約済み。同コンドミニアムの価格は1平方フィート当たり1134~1357Sドルと言う。同グループの建設部門は10日、港湾局(PSA)のコンテナ・ヤード建設契約及びシンガポール・ゼネラル・ホスピタルの癌センター設計/建設契約をそれぞれ1億6100万Sドルと4270万Sドルで受注したと発表した。(ST,BT,LZ:10/11)
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