SEAnews 1996-10-10 ArtNo.7938

【クアラルンプル】マレーシア政府はマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)計画の実行に伴い今年末までに先端技術に関わる新法規を施行する。
レオ・モギーエネルギー通信郵政相が8日催された全国テレコミュニケーション・サミットの開幕式の席上明らかにしたところによると、政府は年内に外国ハイテク投資をＭＳＣに誘致するための奨励措置を決定する予定だ。新技術を導入するための法的なフレームワークの立案はＭＳＣの成功を確保するためにどうしても必要で、こうした規則には情報の収集・配布、光ファイバー・ネットワークの利用、知的所有権の保護に関わる条項が含まれる。マレーシアはＭＳＣを最初に導入することから、フレームワークに必要な全ての条項を最初から網羅することは不可能だが、少なくともＭＳＣに進出した企業が支障なく業務を営む環境を確保せねばならない。また政府は継続的に関係法規に見直しを加え、技術的進歩にマッチしたものに改善する方針と言う。(BT:10/9)