1995-03-09 ArtNo.793
◆ <馬>電子業界の向こう5年間の新規労働需要32万人
【クアラルンプル】マレーシアの電子業界は今世紀末までに32万人の新規雇用を必要とし、他部門の需要とも合わせて労働者の獲得競争は益々熾烈化しそうだ。
マレーシア経済研究所(MIER)の報告書によれば、電子業界は向こう10年間毎年2桁成長が見込まれ、雇用の創出にも最大の貢献を果たすものと見られる。こうした中でクランタン、トレンガヌ、プルリスの3州を除く地域では、昨年末時点で1万1400人の外人労働者が電子部門に就業しており、30万6558人の総就業者の3%を占めた。電子業界が今世紀中に必要とする新規就業者32万人の中でも最も需要の大きいのは熟練労働者で18万3165人を数える。このため中央/地方政府は他の部門の需要も含めて毎年約5万人の熟練/半熟練労働者を養成せねばならない。 以下は2000年までの各州における電子産業投資と雇用数(現在/新規需要)の推移。スラゴール:M$83億/16万3496/12万、ペナン:M$67億/12万13/9万、ジョホール:M$50億/6万2006/5万、ペラ:M$32億/3万6573/1万8000、マラッカ:M$21億/1万8118/2万、クダ:M$18億/1万4102/1万1000、クランタン:無/3845/無、プルリス:無/無/無、トレンガヌ:M$7億/2256/無、ヌグリ・スンビラン:M$10億/無/1万、パハン:M$12億/無/1万5000。(MBT:3/7)
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